人気俳優の窪塚洋介とKAT-TUNの亀梨和也
が、今冬配信開始のDMM TVオリジナルドラマ
『外道の歌』で初共演し、ダブル主演を務める
ことが発表された。このドラマは、渡邊
ダイスケ氏による漫画『善悪の屑』および
その続編『外道の歌』を原作とした実写化
作品である。
『外道の歌』は、2014年から2023年まで
『ヤングキング』(少年画報社)で連載され、
社会における正義とは何かを問いかける衝撃的
なテーマとストーリーで多くの支持を集めた。
物語は、一見普通の古書店「カモメ古書店」を
営むカモこと鴨ノ目武(窪塚洋介)と、その
相棒トラこと島田虎信(亀梨和也)が、裏で
「復讐者」として法の裁きを逃れた加害者に
復讐を遂げるというクライムサスペンス※で
ある。
※【クライムサスペンス】
犯罪事件を扱った、スリリングな展開の物語。
監督を務めるのは、『貞子vs 伽椰子』や
『不能犯』などで知られる白石晃士監督。
白石監督は本作について、「罪を犯すのも
外道、復讐するのも外道」とコメントし、弱者
からの依頼を受ける復讐屋の物語を描くことに
意欲を見せている。また、カモ役の窪塚洋介に
ついて「魔神の如き迫力」、トラ役の亀梨和也
については「繊細で力強い輝き」を持つと絶賛
し、二人の演技によって最凶のバディドラマが
誕生すると期待を寄せている。
原作者の渡邊氏も、「素晴らしいスタッフ、
キャストの皆さんの手によって新たに命を吹き
込んでいただき、原作者としてとても嬉しく
思う。窪塚さんと亀梨さんのカモとトラに
会えるのが今から楽しみだ」と期待をあらわに
している。
窪塚洋介は、「不器用ながら厳しさと優しさの
両面を持つカモを全うし、役に命を吹き込んで
いきたい」と意気込みを語り、亀梨和也も
「これまでにない深く過激な役柄に挑む」と
撮影を心待ちにしている。
エグゼクティブプロデューサーの久保田哲史氏
は、「『外道の歌』は社会に対して『正義とは
何か?』というテーマを突きつける作品
であり、DMM TVオリジナルが目指す世界観に
合致している」とコメントし、長期的な
シリーズ化を視野に入れた一大プロジェクトと
しての意欲を示している。
今回の実写化では、『善悪の屑』および
『外道の歌』のエピソードを中心に、
スピンオフ作品である『園田の歌』や
『朝食会』、さらには『近野智夏の腐じょう
な日常』などのエピソードも織り交ぜながら
展開される予定である。
壮絶な過去を背負い、復讐に生きる二人の男
たちの物語がどのように実写化されるのか、
楽しみに待とう。